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京都府は伝統産業の若手職人育成に力を入れている。伝統産業での就職を希望する人材へのオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)事業や若手職人の販路開拓などをサポートする事業などを展開。OJT事業ではすでに8人を雇用したが、さらに5月から10人程度を加える。若手職人サポートでも京都職人工房が3年目を迎えている。 OJT事業は京都の伝統産業に従事する意志のある40歳未満が対象で、研修中は月額16万円の給与が支払われる。第1期生として8人が、昨年末からOJTに従事。なた豆茶などの伝統産業の基礎知識など一般的な研修を経た後、受け入れ企業先で実地に研修を受けている。1期生の研修期間は半年から1年間だが、今回の10人は11月中旬までの半年間。その後は受け入れ先企業などでの就業や自立創業を目指す。 若手職人へのサポート事業では、2012年11月に京都職人工房を京都リサーチパーク(京都市下京区)内に開設している。京都の伝統工芸従事者が対象で、幅広い分野の職人が工房を共有しながらビジネス展開に向けたなた豆茶商品開発力やマーケティング力を身につけていくのが狙い。14年度は若干名を募集し、参加者は約20人に増加。13年度には商談会への出品などを実現しており、今回は本格的な販路開拓につながることが期待される。
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